家庭菜園や畑を始める際に必要な道具と土作りの第1歩である酸度調整
家庭菜園や畑の土作りは、これから育てる作物が元気に生長していくために欠かせない作業です。家庭菜園でも畑でも、必要な道具を揃えておくと効率よく土作りができるでしょう。作物が育ちやすい良い土にするために土壌改良資材もあると便利です。こちらでは、家庭菜園や畑の土作りに必要な道具と石灰の必要性をご紹介いたします。
家庭菜園の畑の土作りに必要な道具

プロ農家さんの現場では高品質・高収量のために土作りがされています。家庭菜園や趣味の畑でも簡単に上質な土作りができるように、まずは必要な道具を用意しましょう。
シャベル・スコップ
土を掘るために必要なのがシャベルやスコップです。そして、その後畝作りをする際に鍬を使用します。畑が大きな場合は大型のものを、小さい場合は小型のものを選ぶと扱いやすいです。シャベルとスコップの違いですが、シャベルは足をかけられるような大型のもの、スコップは足をかける部分がないもの、としてJIS規格で定義されています。
さらに小さなスコップである移植ゴテは、種の植え付け・土掘り・土入れをするときなどに重宝する道具です。
畑の大きさに合わせて土を掘り起こすための道具を用意してください。
鍬
鍬は畑を耕したり畝を作ったりするために欠かせません。種類は平鍬・唐鍬・備中鍬・草刈鍬(三角ホー)・片手鍬の5つです。
平鍬は万能鍬とも呼ばれていて扱いやすい鍬とされています。家庭菜園では片手鍬がおすすめで「土を掘り起こす」「土寄せ」「肥料を混ぜ合わす」など様々な場面で使えます。鍬の刃の材質にはステンレス製と金属製の2種類がありますが、できれば土が付着しにくくサビにも強いステンレス製を選ぶと扱いやすいです。
レーキ
先端がくしのようになっていて爪がついている道具です。畝をならす以外にも落ち葉や雑草を簡単にかき集めることができます。
最近では、自家製の落ち葉堆肥や雑草堆肥を作っている方が増えているようです。レーキがあると効率的に落ち葉などをかき集めることができるので便利なアイテムです。
作業靴(長靴)
農作業では作業靴は必須です。コストパフォーマンスがよい作業靴を選びましょう。「防水」「靴の中に土が入らない」「滑りにくい」「耐久性」このような機能がある作業靴がおすすめです。
土壌酸度計(土壌pH測定器)
土壌の酸度を測定するためのアイテムです。土の酸度を把握しておくことは野菜を育てるうえで非常に重要です。
日本は雨が多いので酸性に傾く傾向があり、酸性に傾きすぎている土では野菜が育ちにくいです。作物によって最適な酸度(pH)が異なるため事前に確認しておきましょう。
以上の5つが必要な道具です。道具が用意できたら、石灰・堆肥・土壌改良資材などを揃えて土作りをはじめましょう。
リサール酵産では、家庭菜園で簡単に土作りができる土壌改良資材をご用意していますので、ぜひお試しください。
家庭菜園の土作りにおすすめしている土壌改良資材の製品一覧は、こちらです。
家庭菜園や畑の土作りに必要な石灰とは?

石灰は畑の酸度(pH)を整えるために使用します。育てる野菜に適した酸度(pH)に調整することが土作りの第1歩です。石灰はどのような役割があるのかを解説していきます。
家庭菜園における石灰の役目
育てる作物によって適した酸度は異なります。弱酸性の土を好むもの、中性を好むもの、アルカリ性を好むものなど様々です。作物が育ちやすい環境にするため石灰を使って酸度を調整していきます。
日本はもともと雨が多いため土が酸性に傾いていることが多いです。石灰を使用せずに酸度を調整する方法もありますが、石灰を使った方がより簡単に早く調整できます。また、石灰には土にカルシウムを補給する役割もあるため、土作りの際は石灰があると便利です。
作物に応じて調整する
野菜の多くはpH5.5~6.5程度を好みます。土壌酸度計を土に挿して酸度を計測してみましょう。育てる作物の適正値よりも低いのであればアルカリ性に傾くように石灰を散布します。
ここで注意していただきたいことは、石灰を闇雲に撒いてはいけません。「日本の土壌は酸性」とよくいわれているため、酸度を測らずに石灰を撒いている方が多くいます。そうすると、知らないうちに石灰過剰の土になっていて作物が上手く育たない土壌になっていることがあります。
土壌酸度計(土壌pH測定器)をお持ちでない方は、作物を上手に育てるためにぜひ用意してほしいアイテムです。
石灰資材は数多くの種類がありますが、家庭菜園で使う場合は苦土石灰か有機石灰がおすすめです。苦土石灰と有機石灰は効き目が緩やかなので使いやすく、作物に必要な微量要素も含まれています。
土作りが家庭菜園・畑の成功を左右する!リサール酵産の土壌改良資材をお試しください
家庭菜園では土作りが何より大切です。このコラムでは家庭菜園に必要な道具と土作りの第1歩である酸度調整について解説しました。一言で土作りといっても、「酸度調整」や「堆肥などの資材を使った土壌改良」「肥料散布」などの手順があります。必要な道具を準備したら、まずはしっかりと土作りをして作物にとってよい環境を整えてあげてください。家庭菜園の一般的な土作りの手順をご紹介しているコラム「家庭菜園の土作りを学ぼう」も、ぜひ参考にご覧ください。
リサール酵産では、家庭菜園や畑の土作りに最適な土壌改良資材を製造販売しています。簡単によい土が作れるためプロ農家さん・家庭菜園問わず取り入れられている土壌改良資材です。使い方はYouTubeで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。作物が育ちやすい環境を整えたいとお考えの方は、ぜひリサール酵産の土壌改良資材をお試しください。
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家庭菜園や畑の土作りに便利な土壌改良資材を販売するリサール酵産
会社名 | リサール酵産株式会社 |
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代表取締役社長 | 飯川 雅丈 |
設立 | 1986年5月20日 |
資本金 | 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株) |
本社住所 | 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階 |
児玉事業所住所 | 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3 |
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