土壌改良資材で楽に土作り!土壌改良の時期と土壌改良資材の使用方法について
土壌改良は一から行おうとすると手間も時間もかかります。しかし、土壌改良資材を使えば簡単にでき、年に一度しっかりと土壌改良を行えば質のよい状態が保てます。こちらでは土壌改良に適した時期・タイミングとリサール酵産が製造販売するカルスNC-Rの特長・使用方法・注意点をご紹介いたします。
土壌改良に適した時期はいつ頃?
土壌改良は、年に一度のペースで行うのが理想です。「土壌改良はいつすればいいの?」と思う方がいるかもしれませんが、特に決まりはありません。霜が降りる前や雪が解けた早春でも、植えてある植物が少なくなっている冬でも構いません。冬の気温が低いタイミングで空気に触れさせれば土は軟らかくなっていきます。また、土の中にこもっている害虫などを寒気にさらすことで駆除もできます。
冬に土壌改良をするのが難しい場合は夏でも問題ありません。夏は太陽光(紫外線)が降り注ぐため、土の中にひそむ有害虫を死滅させることも可能です。
つまり、土作りは自分の作付け計画に沿ったタイミングで行えばよいでしょう。しかし、夏は暑さが問題となるため思うように作業が捗りません。冬は体力的には負担がかからないため、効率よく土壌改良が行えます。
土壌改良の方法や資材を解説!複合微生物資材カルスNC-Rの使用方法
土壌改良をしたいと思ってはいるけれど、手間やコストがかかることを考えてしまうと、ついつい省いてしまうものです。そこで役立つのが土壌改良のための土作り資材です。土壌改良資材を適切な方法で使用して土作りに活かしましょう。
リサール酵産が製造販売しているカルスNC-Rは微生物を用いた土壌改良資材です。土作りの手間を大幅に省力化して簡単に行うことができます。
使用方法
10アールあたり2~4袋(20~40kg)が使用量となります。まずは分解前の有機物を散布しその上から資材を散布します。散布後2日以内にはロータリーなどですき込み、1~3週間ほど空けたら作付けは可能です。
特長
- ・土の中で手間をかけずに堆肥化できる
- 籾殻や残さなどの有機物を入れても発酵障害になる心配はありません。土中堆肥化しながら、微生物を増やして作物の生育に適した土壌環境(根圏環境)を作ってくれます。
- ・省力化
- 収穫後の作物残さは持ち出す手間は大変です。カルスNC-Rとともにすき込んでしまえば、手間をかけず微生物たちが作物残さを分解してくれます。
- ・微生物の力で「ボカシ肥」が作れる
- 米糠・油粕などの有機肥料をカルスNC-Rで堆積発酵させると、追肥用の発酵ボカシ肥が作れます。また、ボカシ材料をそのまま土中にすき込んで、微生物の働きで基肥用の土中ボカシとしての利用も可能です。
- ・緑肥のすき込みで地力の向上を実現
- ソルゴーなどの緑肥作物をすき込むと、土中で速やかに分解されて障害の発生もなく土作りに活かせます。次作の植え付けまでに時間がないときにもカルスNC-Rを使うことができます。
使用上の注意点・ポイント
- ・有機物は生か未熟、少なくても中熟程度のものを使う
- 完熟した堆肥では効果が発揮されないので注意してください。
- ・病気のついた作物残さも一緒にすき込める
- 作物の残さ物も大切な有機物の1つです。たとえ病気がついているものでも、害なく土中で分解できます。ただし、籾殻などの固い有機物と一緒にすき込んでください。
- ・窒素分を忘れずに加える
- 窒素のない有機物(生籾殻等)と一緒に使用する場合は、分解時に相当量の窒素分が必要となるので忘れず添加してください。窒素分を入れないと作物が窒素飢餓に陥り、酷い場合は枯死することもあります。
- ・基肥は今まで通りに行う
- 基肥は作物の種類・品種に応じて今まで通りの施肥を行ってください。有機物を分解するための窒素を加えていても、基肥の窒素分を減らすことはしないでください。
- ・水分はたっぷりと与える
-
カルスNC-Rの微生物を確実に働かせるため、すき込み後はたっぷりと水やりします。
水分が少ないと感じたときは必ず灌水してください。 - ・石灰窒素は使用しない
-
石灰窒素には殺菌作用があるのですぐには使用できません。
他の石灰資材は併用できますが、カルスNC-Rと石灰資材を同じ容器で混ぜ合わせないでください。直接混ぜ合わせてしまうと、アルカリ性に弱い微生物にとって悪影響になるからです。撒く順番を前後させて土の上・土の中で混ざる分には問題ありません。 - ・温度による影響は受けない
- カルス菌の活動に最適な地温は15~35℃ですが、これ以上でも以下でも特に問題ありません。寒冷地での使用や太陽熱消毒との組み合わせも可能です。
土壌改良を簡単に行う方法をチェック!土壌改良資材ならリサール酵産
特段、土壌改良を行わなくても問題ないように思うかもしれませんが、やはり年に1回は土作りをした方がよいです。年に1度だけといっても、実際に作業してみるとかなり大変です。そこで、できるだけ手間をかけず簡単で結果の出る土壌改良資材をお探しであれば、微生物資材のカルスNC-Rを試してみてください。
リサール酵産では土壌改良資材のカルスNC-Rを製造販売しています。微生物を活用した土壌改良資材で、簡単によい土作りができると大変人気です。庭土等の土壌改良を効率よく、できるだけ簡単に行って成果を出してみたいとお考えの方は、ぜひリサール酵産の資材を一度お試しください。
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土壌改良資材を製造・販売するリサール酵産
会社名 | リサール酵産株式会社 |
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代表取締役社長 | 飯川 雅丈 |
設立 | 1986年5月20日 |
資本金 | 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株) |
本社住所 | 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階 |
児玉事業所住所 | 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3 |
TEL | 048-668-3301 |
FAX | 048-668-3315 |
メールアドレス | info@resahl.co.jp |
URL | https://www.resahl.co.jp |
事業目的 |
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