土壌改良には欠かせない畑で役立つ微生物とは?!

土壌改良を簡単に行うなら資材を使おう

土壌改良をする際は、多種多様な微生物を増やす必要があります。これは、よい土壌を作るための条件です。実際に土の中には無数の微生物が生息していて小さな生物と微生物が共存・利用しているため作物は育っています。こちらでは微生物の役割や狙いと増やす方法、役立つ土壌微生物の種類をご紹介いたします。

微生物の役割と狙いは?

手と土

土壌改良には微生物の存在が欠かせません。こちらでは畑において微生物がどのような役割を果たしているのか、詳しくご紹介いたします。

土壌微生物とは?

土壌に生息している微小な生物の総称です。なんと、土壌約1gあたりに100~1,000万以上もの種類が存在しているとされています。
大きさは2~3マイクロメートル程度のものから数ミリメートルのものまで様々です。バクテリアのような細菌や糸状菌・放線菌、原生動物や藻類等も微生物に含まれますが、ミミズ・線虫といった比較的大きい生物は土壌生物として分けられています。

土壌微生物の主な役割

土壌微生物は、土壌生物と互いに共生・利用し合いながら動植物の死骸などを有機物として分解(腐植化)します。そうすることで、自然のサイクルが維持できるのです。土壌に微生物が豊富な状態であれば、酸素や水をよく通し(団粒構造の形成)最適な土壌pHを保ってくれます。土中の有機物を分解することで、植物は細根から栄養分を吸収しやすくなります。
また、微生物が生息している肥沃な土壌は、病原菌が入り込む隙を与えません。
養分を吸っている植物の根圏あたりで無数の微生物が活動している状態なので、結果として病気が発症しにくくなるという大きなメリットもあります。

土壌微生物はどのように増やす?

土壌微生物の存在はよいものであると分かったところで、知っておきたいのが増やす方法です。

・堆肥の使用
堆肥を投入すると土壌生物のエサとなる有機物が増えます。エサが豊富であれば微生物を増殖させやすい土中環境に変わっていきます。
・雑草も土と一緒に耕す
雑草の根回りには微生物が生息しています。雑草を刈り取り持ち出せば、そこにいる微生物まで排除してしまうことになるので、雑草もすき込んでしまうのが理想です。
・輪作をする
輪作は同じ所で様々な種の作物を栽培するので根の種類もいろいろです。土壌にいる微生物の種類も多様化し、病害発生を予防する期待がもてます。

畑の土壌改良に役立つ微生物の種類を紹介

畑に苗を植える

微生物にも様々な種類が存在しているため、役に立つ微生物をできるだけ数多く増やさなくてはなりません。土壌改良に欠かせない様々な微生物を見ていきましょう。

糸状菌

一般的にはカビと呼ばれる微生物で、カビと聞くと植物に「何か悪影響を与えるのでは?」と思いがちですが、実は堆肥を作るときに必要な微生物です。
デンプンを糖に変える酵素を分泌し、有機物を分解していくという働きがあります。糸状菌の活動で生じた糖は、他にも数多く生息している土壌微生物たちのエサとなります。その結果、他の微生物群が増殖して土壌環境を整えていくわけです。

ただし、糸状菌の中には植物に害を与えるものも存在しますが、悪玉の糸状菌はそれほど心配いりません。デンプンを分解して糖が生成されることで他の有効微生物が増えるので、その発酵熱等で悪玉の糸状菌は活動できなくなるためです。

乳酸菌

乳酸菌は、糖をエサにして増殖する微生物です。乳酸を生成して雑菌や有害菌を抑制する働きが期待できます。

放線菌

堆肥に多く含まれる微生物で、主には病害虫予防に効果を発揮します。甲殻類の殻や節足動物の外骨格を形成しているキチン質を分解できる、キチナーゼを生成するのが特徴です。

納豆菌(枯草菌の一種)

ご飯のお供になることの多い納豆に含まれているのが納豆菌です。デンプン・セルロース・タンパク質を分解する酵素を出し植物ホルモンを生成します。農作物の敵となりやすいカビやヨトウムシの予防にも役立ってくれるありがたい微生物です。

土壌改良で畑に微生物を増やそう

土の中には、無数の微生物が生息しています。土壌生物とお互いに共生・利用し合うことで、よい状態の土壌を維持できます。
微生物の豊富な土壌を作るためには、土壌改良を行わなくてはなりません。しかし、実際に土壌改良をするとなると、非常に面倒なことが数多くあります。土壌改良するとなると手間や時間がかかるというイメージがありますが、実は土壌改良資材を使えば非常に簡単で楽に土作りをすることが可能となります。

リサール酵産では、土壌改良資材を製造販売しています。カルスNC-Rは有益な複合微生物を用いているため、土中の微生物相が改善され、作物の生育に適した土壌環境を作ることができます。また、カルスNC-Rに含まれる微生物の働きにより、根圏環境等が改善され副次的な効果として連作障害(土壌病害や生理障害などを含む)の軽減効果が期待できます。
カルスNC-Rは簡単に土作りと資源の有効活用ができるということで、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方にも大人気です。楽に土壌改良をしたいという方は、リサール酵産の土壌改良資材をお試しください。

土壌改良資材を製造・販売するリサール酵産

会社名 リサール酵産株式会社
代表取締役社長 飯川 雅丈
設立 1986年5月20日
資本金 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株)
本社住所 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階
児玉事業所住所 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3
TEL 048-668-3301
FAX 048-668-3315
メールアドレス info@resahl.co.jp
URL https://www.resahl.co.jp
事業目的
  • 生物系土壌改良資材および発酵促進資材の製造販売
  • 畜産用悪臭対策資材および発酵促進資材の製造販売
  • 微生物の培養および応用研究と原料用微生物・酵素の製造販売
  • 緑化事業用資材および産業用(環境浄化用)資材の製造販売
  • 家庭園芸資材ならびに公害防止用資材(生ごみ処理)等の研究開発
  • 農業・畜産・水産用資材の製造販売および仕入販売

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