籾殻堆肥の役割と作り方とは?微生物資材を販売

籾殻堆肥は土の保水性や排水性を高める効果がある!作り方も非常に簡単!

籾殻堆肥はその名の通り籾殻を利用して作られた堆肥のことです。「土がカチカチ」「水はけが悪い」といった畑の土作りに効果的です。そもそも堆肥には土作りにおいてどのような役割があるのでしょうか。土作りにおいて堆肥は大切なものであり、その役割を正しく理解しておく必要があります。土作りに有効な籾殻堆肥はどのようにして作られるのでしょうか。今回は、堆肥の役割についてご紹介いたします。また、籾殻堆肥の作り方についても解説していきますのでご確認ください。

堆肥の作り方を学ぶ前に、堆肥の役割を解説

堆肥の作り方を学ぶ前に、堆肥の役割を解説

堆肥の役割についてお話する前に大前提となる土の役割についてご説明します。植物は土の中に根を張ります。そこから水分や養分等を吸収し生長していきますが、土の状態が悪ければ根から十分な水分や養分を吸収することができません。

そのため、土の状態は常に良好に保っておく必要があります。痩せた土では作物が育ちにくく栽培には適しません。そこで、堆肥を入れて土作りをします。堆肥には土の保水性や排水性・通気性を向上させる効果があります。土作りによってこの3つの性能を高めていくことができます。

堆肥を施用すると微生物などの働きによって土の粒子が団粒化し団粒構造が作られます。堆肥は土を団粒構造にすることで保水性や排水性などを高める役割を果たしているのです。

他にも土には微生物や有機物が豊富に存在することも大切です。堆肥を施用することで多種多様な微生物が土に加わり、微生物がさらに増殖していきます。一般的に、農作物の連作障害は一定の作物を好む微生物の偏りによって土壌微生物バランスが崩れるために起こるとされています。

しかし、堆肥を用いて様々な微生物が土の中に含まれるような環境を整えれば、ある特定の微生物だけが増えてしまう状況を防げるのです。

最後に堆肥には肥料を土に留める力(保肥力)を向上する役割があります。土に肥料を与えることは大切ですが、それが土に留まることなく流れてしまうと効果が発揮されません。堆肥は肥料をしっかりと土に保持させ、植物の根が養分を吸収するため保ち続ける働きをしてくれるのです。

これらが堆肥の効果です。よい土にするために堆肥は欠かせない存在なのです。

【農業用・微生物資材の販売】籾殻堆肥の作り方を解説

簡単にできる「籾殻堆肥」の作り方

籾殻堆肥の作り方は簡単です。

籾殻を積んでいく(一般的な作り方)

まずは籾殻を積んでいきます。その際に鶏糞や米糠も一緒に使用します。籾殻を40~50cm積んだら鶏糞と水を散布してしっかりと踏み込みます。
材料の目安は下記のとおりです。

  • ・籾殻100~150kg
  • ・鶏糞20~30kg
  • ・米糠10~20kg
  • ・水150ℓ

数日経つと熱が上がり発酵が進むにつれて温度が上昇していきます。

切り返しを行う

月に1回のペースで切り返しを行ってください。最低でも4~5ヵ月は堆積し、さらに半年から1年ほどすれば完熟した籾殻堆肥が完成します。

これが籾殻堆肥の作り方です。完成に時間こそかかりますが、作業自体はシンプルなので、簡単に作ることができます。

籾殻自体には土壌改良効果はありますが、肥料効果はありません。そのまま使用すると植物の生長に役立つ栄養素がわずかしか含まれていないので肥料効果は期待できません。そのため、籾殻堆肥に足りない栄養分は肥料で補うことで、籾殻が持つ本来の土壌改良効果と肥料効果も得ることができます。

籾殻をそのまま処分するのであれば一度このように堆肥化して活用してみることをおすすめします。籾殻は農業由来の廃棄物でもあるためこれを有効活用することは環境にも優しいです。さらに必要な資材は無料で手に入るため経費削減にもつながります。

籾殻堆肥を作る際にはC/N比(炭素率)が35以下になるように調整してください。
これ以上になってしまうと窒素が足らずスムーズに発酵が進みません。籾殻(炭素)と鶏糞(窒素)のバランスを意識しながら籾殻堆肥を作ってみましょう。

籾殻堆肥を効果的に活用しよう!

籾殻堆肥は堆肥の中でもコストがかからない点が魅力です。利用されている資材は
本来であれば処分されてしまうものばかりです。せっかくなので堆肥として活用してみましょう。作り方も非常に簡単で土にとってよい影響を与えてくれます。特に経費の面で困っているという方は籾殻堆肥を活用することをおすすめします。

リサール酵産では土壌改良資材(微生物資材)を製造販売しています。籾殻堆肥作りにカルスNC-Rを入れることによって、良質な堆肥に仕上げることができます。「堆肥作りが簡単になった」とご利用した方からお喜びの声を頂戴しております。
土作りにお悩みの方は、ぜひリサール酵産の微生物資材をご活用ください。

堆肥の作り方が簡単になる製品を販売 リサール酵産

会社名 リサール酵産株式会社
代表取締役社長 飯川 雅丈
設立 1986年5月20日
資本金 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株)
本社住所 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階
児玉事業所住所 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3
TEL 048-668-3301
FAX 048-668-3315
メールアドレス info@resahl.co.jp
URL https://www.resahl.co.jp
事業目的
  • 生物系土壌改良資材および発酵促進資材の製造販売
  • 畜産用悪臭対策資材および発酵促進資材の製造販売
  • 微生物の培養および応用研究と原料用微生物・酵素の製造販売
  • 緑化事業用資材および産業用(環境浄化用)資材の製造販売
  • 家庭園芸資材ならびに公害防止用資材(生ごみ処理)等の研究開発
  • 農業・畜産・水産用資材の製造販売および仕入販売

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