生ゴミから堆肥を作る際はコンポストに入れられないものはある?
生ゴミコンポストは微生物の力を借りて発酵させる堆肥作りのことで、生ゴミから簡単に堆肥が作れます。一口に生ゴミといっても、微生物が分解できないものや分解に時間がかかるものは入れる前に選別が必要です。そこで、コンポストに入れられないゴミ・入れるのに注意が必要な生ゴミについてお伝えします。
堆肥化しにくいためコンポストに入れられないもの
堆肥の作り方は、微生物によって生ゴミを分解させることです。分解しやすい生ゴミを入れることで、よりスムーズに堆肥を作ることができます。ただし、生ゴミの種類によっては分解できないものもあるので注意してください。
ここでは、コンポストに投入不可なものや、生ゴミ内の有機物が分解しやすい・しにくいものをご紹介します。
入れられないもの
「生ゴミ」と「可燃ゴミ」は同じものと思っている方もいますが、そもそも生ゴミと可燃ゴミは異なります。
生ゴミは水分を含むゴミのことで、具体的には「調理で出た野菜のくず」「残飯」などを指します。一方、可燃ゴミには紙くずや生活ゴミも含まれます。生ゴミコンポストに入れることができるのはあくまでも生ゴミであり、可燃ゴミであっても分解しにくいのはコンポストに入れないでください。
微生物が分解しにくいゴミは以下のとおりです。
- ・貝殻
- ・割り箸、爪楊枝
- ・獣肉の骨
入れられないもののうち、特に注意が必要なもの
食べ物ではないものは「入れてはいけない」と理解しやすいですが、間違えて入れがちなのは以下の2つです。
- ・腐った生ゴミ
- 分解可能な食べ物でも既に腐ってしまっていると腐敗しやすいため、堆肥作りには向いていません。
- ・塩分や脂分が多いもの
- 残飯でも塩分や脂分が多いものは分解しにくくなります。塩分が多いと塩分濃度も高くなり、堆肥として使えないことがあります。
分解されにくい生ゴミ
有機物の分解が遅いものは堆肥になるのに時間がかかってしまうので、生ゴミコンポストには入れないほうが無難です。生ゴミコンポストで分解されにくいものには以下のものが挙げられます。
- ・果物の種
- ・玉ねぎの皮
- ・トウモロコシの芯
- ・硬い野菜の皮
- ・生のお米
- ・太い魚の骨
- ・卵の殻
分解されやすい生ゴミ
投入不可のものや分解しにくいものについては、様々なサイトで紹介していますが、サイトによって情報が多少異なる点に注意が必要です。
そのため、初めて生ゴミコンポストを使う方は、投入不可のものは選ばず、分解されやすい生ゴミを選ぶと安心です。分解されやすいものの代表的な生ゴミは以下のとおりです。
- ・野菜のくず
- ・炊いたご飯の残り
- ・パン
生ゴミをコンポストに入れるときのポイント
生ゴミコンポストで堆肥を作る前にはいくつかの注意点があります。
- ・三角コーナーなどでゴミを溜めない
- 腐ってしまった生ゴミは、生ゴミコンポストへの投入が不可となります。生ゴミは三角コーナーで溜めずに、すぐにコンポストへ入れるように心がけてください。
- ・生ゴミは細かく切る
- 分解されにくい生ゴミは、細かくすると分解を早めることができます。
- ・臭いも考慮してコンポストに入れる生ゴミを選ぶ
- 柑橘系の果物の皮は虫が好む香りです。そのため虫が発生しやすくなります。また肉や魚介類は悪臭につながるおそれがあります。マンションや密集する住宅地でこれらを入れるのは避けたほうが無難です。
なお、生ゴミを土中に埋めて分解させる方法でも堆肥は作れます。このとき、発酵促進剤や微生物資材を併用すると分解が速くなり良質の堆肥となるでしょう。
生ゴミコンポストで上手に肥料が作れない方は発酵促進材をお試しください!
生ゴミコンポストに生ゴミを入れるときのポイントは、入れてよいものと投入不可な生ゴミがあります。分解されやすい生ゴミを選び、臭いが発生するものは極力避けるなどしてください。生ゴミコンポストで堆肥を作る手順は、一般的に生ゴミを入れておくだけです。ただし、温度や水分量など条件が揃わないと、上手く発酵せず堆肥化しないケースもあるので注意してください。
そんなときに活用できるのが発酵促進材や微生物資材です。発酵促進材や微生物資材を入れると、分解しにくい有機物(生ゴミなど)もスムーズに堆肥化することが可能です。
リサール酵産では、「カルスNC-R」という発酵促進材を提供しております。混ぜる必要がなく手を汚さずに使える点や、悪臭防止効果も期待できる点がメリットです。
商品に関して気になる点がありましたら、お気軽にリサール酵産までお問い合わせください。
コンポストや発酵促進剤を利用した生ゴミ・残渣の処理について
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会社名 | リサール酵産株式会社 |
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代表取締役社長 | 飯川 雅丈 |
設立 | 1986年5月20日 |
資本金 | 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株) |
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