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発酵促進剤はコンポスト作りに欠かせない!

生ゴミを使って行うコンポスト作りには発酵促進剤が欠かせません。米ぬかや油粕などでも作ることはできますが、発酵促進剤を使うことで、初心者の方でも手軽にコンポストを作ることができます。

環境に合わせたコンポストの作り方

布バケツにスコップと布が入っている

コンポストを作る際には、確保できるスペースがどのくらいあるのかを確認することが大切です。

ここでは、確保できるスペース別のコンポスト作りをご紹介します。

畑など広い場所で作る場合

広い畑や庭で作る場合は、自然の力を借りて作っていくのがポイントです。

・落ち葉を使う方法

落ち葉が大量に必要となるので、落ち葉の量が増えてくる11月頃を目安に開始するのがよい時期とされています。

風通しがよく、日が当たる場所に木枠を設置したら、落ち葉を入れて水をかけ、踏み固めます。発酵促進剤をふりかけ、土を敷きつめるのを繰り返し、5段くらいになったところで水をかけ、雨よけシートを被せます。

約2ヶ月後に全体をクワなどでかき混ぜ、その後は20日~1ヶ月に1回のペースで混ぜていきます。完成までには100~200日ほどかかるのですが、落ち葉の種類によってはさらに長時間かかることもあるので注意してください。

庭やベランダなど狭いスペースで作る場合

庭やベランダといったスペースで作るためには容器が必要です。容器には段ボール、不織布ポット、鉢、プランターなどを活用するほか、土の上に置く設置型コンポストや、回転式のコンポスト、ミミズコンポストなどがあります。

・段ボールで作る方法

お茶殻やコーヒーかす、卵の殻、残飯などを入れて作ることができ、メジャーな方法です。

ただし、1日1~2回混ぜる必要があり、また水分をしっかりと切って入れないと、虫や臭いが発生するおそれがあります。

・不織布ポットで作る方法

不織布ポットは通気性がよいので、段ボールを使った方法ほど頻繁に混ぜる必要はありません。少量であれば雑草などのごみも投入できるなど、扱えるごみの種類も豊富ですが、通気性がよいため虫が入ってきてしまったり、臭いがもれてしまったりすることがあります。

段ボールや不織布ポットは容器自体がデリケートなため、壊れやすく丁寧な扱いが必要です。

・設置型コンポスト
土の上に置く設置型コンポストは、プラスチック製の容器で大きなバケツのような形をしています。1度に多くの堆肥を作ることができ、壊れにくく庭園の外観も損なわれません。土の上に直置きするので、庭のある環境に適しています。
・回転式のコンポストを使う方法

中を撹拌することが面倒だという場合には、回転式のコンポストがおすすめです。

ただし、組み立てが必要、雨水が入らないように置き場所に工夫が必要であるということを覚えておきましょう。

・ミミズコンポスト

シマミミズに生ごみを食べて分解してもらうミミズコンポストです。キットで販売されており、ミミズもキットの中に含まれています。ミミズを使った方法は、紙類や掃除機のホコリ、髪の毛なども処理できるため非常に万能です。

ただし、生き物を使っているので、夏の暑い時期には水を毎日かけてあげたり、冬の寒い時期にはコンポストを保温してあげたりしなければなりません。

リサール酵産の「発酵促進材」を使って生ごみコンポストを作ろう

土を手に持っている

生ゴミコンポストは広い庭や畑だけでなく、自宅のベランダや狭い庭でも作ることができます。土の水分が多かったり、コンポスト自体をしっかりと密閉しなければ、虫やネズミが発生したりするなど悪臭の原因になるので、集合住宅でコンポスト作りに挑戦する場合には注意が必要です。生ゴミコンポストでできた堆肥は、家庭菜園や農業用の土壌改良として活用できます。

リサール酵産の「発酵促進材」は、かき混ぜる必要がなく、短期間で堆肥化することができます。米ぬかや油かすなどを併用することでさらに分解スピードが速くなるため、気軽にコンポスト作りが可能です。庭菜園初心者の方でも無理なく始められます。

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