トピックス&コラム

第13回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会 in 川場村 に出席

11月22日~23日の2日間、群馬県川場村で
第13回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会が開催されました。
11月22日、会場になった群馬県川場村の体育館内は、参加者でほぼ満席の状態でした。
群馬県といえば、小麦の産地としては有名ですが、
こと「米」となると必ずしも評価は・・・
というのが一般的な見方でしょうか。
ただ、ここ川場はちょっと違うのです。
しかし、寒いこと寒いこと・・・
お隣の水上方面は、山が真っ白に雪化粧していました。
弊社も、農業資材メーカーとしてこの会場の一角に出展し、製品PRを行ないました。

来場者の方の中にも弊社資材「アイデンカルス」「アイデンマック」のご愛用者様が多く、
この度の “ JAS有機および嫌気性標記変更 ”についてのお問い合わせがありました。
皆様に会場で直接ご説明をさせていただき、納得されてお帰りになられました。
ありがとうございました。
改めて感じることは・・・
新聞や業界誌、インターネット上での状況説明というのは難しいものだということ。
簡潔に必要事項を正確に活字にすることが求められる訳です。
誤解をされる可能性がありますので、
同じ誤解なら「利用者側に不利益の無いように」との思いから
明確な表現にさせていただきました。
弊社は、従業員数の少ない中、
全国ネットで製品販売を行なってまいりました。
営業活動が行き届いていないのは事実です。
今後も、販売店の方々のご協力をいただきながら、
さらにこのような機会に参加しながら不行き届きの点を少しずつ解消してまいります。
“ JAS有機および嫌気性標記変更 ”の件につきましては、
ご愛用者様の不安を払拭していただける機会として、
このような場はとても大切なのです。
ところで・・・・
世界の3大穀物といえば、コムギ、コメ、トウモロコシです。
(この切り口で語られる場合カタカナで表記されることが多いようです。)
この3大穀物の生産量は、それぞれ6億5千万トン、4億3千万トン、8億5千万トンほど
といわれております。
お米は日本人の主食であり、日本の食生活になくてはならないものです。
お米を主食とする民族は日本だけに限らず、
世界的に見ても多くの国々で食生活の重要な位置を占めており、
世界人口の半数以上の人々が主食としています。
更にこれは、人々の食を満たすだけでなく、
米生産(稲作)に携わる生産者、加工販売および流通などの産業と
これに携わる多くの人々の生活を支えてもいます。
日本国内では、お米は単に食べものとして大切なだけでなく、
イネを栽培し収穫する過程で、
それぞれの地方独自の文化や風習、産業および景観などを形成してきました。
米を利用した加工食品の発達や伝統料理、
豊作祈願祭や収穫祭、
貯水池、棚田や農村集落(散居村)などがこれです。
米が圧倒的に主食になっているアジア、アフリカおよびラテンアメリカでは、
生産量を遙かに上回る需要が見込まれています。
人々の食を賄い、前述のように様々な産業とこれに携わる人々の雇用の創出、環境の保全など、
果たす役割の大きさを改めて考えて見る時間を設けたいものです。

~FAO 国際コメ年資料から一部抜粋~

ではまた。