トピックス&コラム

「福島県での現場フォロー」

 宮城県からの帰り道、原子力発電所の問題で一番被害を受けているいる福島県へも
立ち寄りました。 
言うまでもなく、放射能汚染による作物への被害が心配されるなかでの生産行為・・・
~ 収穫時期には、その農産物が安心して出荷できるのか?! ~
~ まずは作付けしたものの全部が廃棄処分にならないのか?! ~
~ 被害に対して、東京電力(⇒政府)は本当に補償してくれるのか?! ~

等々、話していても不安と怒りは増すばかりで、なんら解決策は見当たりません。 
 終結宣言もいつ出るのか全くわからない状況下での生産は、筆舌に尽くし難く
ただただ大事に至らなければ良いなと祈るばかりで帰って来ました。 
 どんな微生物や資材を駆使したところで、今回の放射性物質に対しては無力である
ことを痛感させられました。 
我々日本人が経験したことの無い、未曾有の危機だからと言ってしまえばそれまでですが、
現場に近い方々は心底本当に深刻で、自分の生死を選択するほどの大(大)問題であること
を理解してあげてください。 
 (現場に行かなければ、このことは理解できないと思います!!!)