残渣物のすき込み ( キュウリ )
先日伺った千葉県の I さんでは、前作の キュウリ 残渣を全量すき込み今作も キュウリ を連作していました。
罹病のことを考えると、とかく嫌われがちな残渣物ですが 他の粗大有機物 ( 生モミガラや未熟堆肥など ) と
ともに カルス NC-R をすき込めば、弊害なく土の中で残渣 ・ 残根を分解し有効な土づくりを可能にします。
残渣物を外に持ち出し焼却処分するのは絶対に避けるべきだし、現在ではこの行為は法制化されています。
そして、 I さんは次作のためにすき込みしやすくなるよう キュウリ を誘引し、上手に仕立てながら収穫作業を
行っていて、収穫が終了し倒したあとは ” フレールモア “ で細断し ロータリー耕をかけるだけで簡単に処理
できるのが大変良いとの話でした。残渣すき込みが原因で病気が蔓延したこともなく、地力アップ に何かしら
カルス NC-R が貢献できているのではないかと感じています。
ちなみに、 カルス NC-R を使い続けていただいて 30年にもなる大ベテランの カルスご愛用者様 ですが、
使い始めて 3年間はこのやり方を半信半疑で取り組んでいたそうで結果が出始めたのはその後らしいです。
2~3年続けたが成果が出ないとあきらめずに長い目で 『 カルス農法 』 にトライしてみてほしいと思います。
特 ) 当業界では土づくりにおいて 「 石の上にも三年 」 とも言われていて、元来 微生物資材は短期的な
結果を求められても、土壌条件や気象条件によっては難しい場合があることをご承知おきください。
そんなこんなで商売を続けて気がついてみたら、当社は 44年間も月日が経過していました。