トピックス&コラム

一問一答コーナー ①

『 カルス NC-R を散布したのですが、早目にすき込む理由は何故ですか? 撒きっぱなしでは駄目ですか? 』

特にこの時期(4月~8・9月にかけて)は、年間でも 太陽光による ” 紫外線 “ が一番 強いとされています。

紫外線の UV-B波 には バクテリアやウイルスに損傷を与える殺菌作用があるため、 カルス NC-R を散布

したら 1日~2日 以内 には 早目に土中へすき込むことをお願いしていて、出来るだけ有用微生物に悪影響が

及ばないよう、土づくりの効果を発揮させる 一つの重要なポイントとなっています。従って、撒いたままでは

これらの理由により、当微生物資材の施用効果は半減してしまうのでご理解ください。

ただ、散布後にすき込み作業のできない芝生や永年作物は、目土・堆肥などとよく混ぜ合わせて散布し 直後に

たっぷり灌水して地下浸透での方法をお願いしています。この場合は、粒状タイプではなく 粉状製品の使用が

お勧めで、土中の残根や残渣物など未分解有機物への食いつきも 速やかに進むのではないかと考えています。

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ちなみに、人間が UV-B波 を過度に長時間浴びると、皮膚が火傷のような日焼け(サンバーン)になったり

皮膚がんの引き金や良性腫瘍・光線過敏症にもつながるとのことで十分ご注意ください。

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・・・・・ 適度に軽めな日光浴は「ビタミンD」を合成するのに必要だそうです! ・・・・・