微生物資材で土作りと野菜作り!微生物資材の活用をおすすめする理由
微生物資材は、有機物を発酵促進するための土壌改良資材です。土壌微生物相のバランスを整えることで化学肥料や農薬の使用量を減らし、健全で丈夫な野菜作りができます。安心・安全を意識している消費者が増えていることから、微生物資材の需要も近年高まっています。こちらでは微生物資材の特徴と活用をおすすめする理由を解説します。
微生物資材を販売する代理店さんへ!微生物資材とは?
食に関して消費者のニーズは変化し続けています。食材を生産する農業の世界でも、無農薬・有機栽培が注目を浴び、安全や健康を意識した食材への関心が高まっています。そのような消費者のニーズに対応するため、できるだけ化学肥料を減らしたい、農薬の使用量を抑えたいと考えている生産者も増えてきています。
そこで注目されているのが微生物資材です。微生物資材の効果は様々で、連作障害を軽減するものから特定の病害虫に対して効果を発揮するものなど、その種類は100種類以上もあります。
それでは微生物資材がどのような資材なのか詳しくお話しすると、有用な微生物を組み合わせ効果的な土作りをするための土壌改良資材です。微生物資材を使用することで土壌の生物性や作物の生育改善に効果を発揮します。
そもそも日本の農耕地では、化学肥料や農薬の多用により土壌の生物性や物理性が悪化しています。化学肥料や農薬に依存してしまうと土が痩せてしまい、作物の品質低下・収量の減少が懸念されています。そこで、微生物資材はこれらの問題を改善するために登場したのです。
微生物資材の定義は「植物栽培に資する効果を目的として、土壌等に施された場合に表示された特定含有微生物の活性により、用途に記載された効果をもたらすもの」とされており、2022年2月現在で定義に即して効果が認められ、かつ政令指定を受けているのは「VA菌根菌資材」のみです。これ以外の微生物資材はその他の土壌改良資材に分類されています。
しかし、政令指定を受けてないから効果がなく安全性もないというわけではありません。それぞれの微生物資材には特徴があるため、目的に合う必要な資材を選んでください。
微生物資材とは別に、「微生物農薬」と呼ばれる資材があります。これは、ネコブセンチュウやコガネムシなどの特定病害虫に対して防除効果があるものであり、かつ、国が認定している資材のことです。
リサール酵産が微生物資材の活用をおすすめする理由
微生物資材の特徴がわかったところで、実際に微生物資材を利用することで得られるメリットは何かを考えてみます。
やはり最大のメリットは、「化学肥料や農薬の使用量を減らせる」という点です。上記でもお話ししたように、最近の消費者は食の安全・安心に関心があり、できるだけ化学肥料を使用していない野菜を好む傾向が高まってきています。そのため、生産者としても多くの消費者に食べてもらえるようニーズのある方向へ切り替えていかなくてはいけません。
人が健康維持をするときに、発酵食品を食べると免疫力がアップするという話を耳にしたことがあると思います。発酵食品にはよい微生物が多く存在するので腸内環境が整い免疫力があがります。作物も同じで、微生物相のバランスがとれた土で育てると免疫力があがるとされています。そのためにも有益な微生物を豊富にすることで作物の病気を予防することができるのです。
具体的な効果は主に3つあります。
- ・地力の増進効果
- 土壌微生物の活性化を図りながら土壌の生物性・物理性を改善。
- ・有機物の分解促進効果
- 生ごみ・作物残さ・緑肥・籾殻・稲わら・剪定枝・落ち葉・根っこ・おがくず・チップ・バーク・カヤ・ケイントップ・バガス・未熟な堆肥などの有機物を発酵促進します。
- ・土壌微生物相の改善
- 土壌微生物のバランスを整え、連作障害を軽減する。
微生物資材を使えば、化学肥料の使用を抑えながらもしっかりと健全な作物が栽培できます。微生物資材の効果は様々ですが、土壌の微生物相を改善し有機物が分解され腐植になることで土が改善されていくのが大きな特徴です。
しかし、微生物資材は何にでも効果が期待できる万能な資材ではありません。目的に合わせて使用する必要があります。また、土壌の状態や環境によっては微生物が増殖しづらいこともあるので、微生物資材に適した環境で利用するようにしてください。
微生物資材を使って作物栽培!
土壌改良資材には様々な種類がありますが、今注目を浴びているのが微生物資材です。化学肥料や農薬の使用量を減らせることができるため、食の安全や安心を求める消費者にも受け入れられやすい作物が栽培できます。
リサール酵産では、微生物を活用した土壌改良資材を製造販売しています。プロ農家はもちろん、個人でのガーデニングや家庭菜園でも使用でき簡単によい土作りが可能です。最近ではコロナ禍に伴い家庭菜園やガーデニングをはじめた方が増えてきました。弊社資材はプロ農家向けの10kgサイズ、家庭菜園やガーデニング向けの1kgサイズを用意しています。近年急速に微生物資材の需要が高まっていますので、この機に販売店様は、弊社微生物資材のお取り扱いをご検討ください。
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微生物資材を販売するリサール酵産
会社名 | リサール酵産株式会社 |
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代表取締役社長 | 飯川 雅丈 |
設立 | 1986年5月20日 |
資本金 | 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株) |
本社住所 | 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階 |
児玉事業所住所 | 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3 |
TEL | 048-668-3301 |
FAX | 048-668-3315 |
メールアドレス | info@resahl.co.jp |
URL | https://www.resahl.co.jp |
事業目的 |
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