発酵促進剤を使って堆肥作り!籾殻・稲ワラ・米ぬかで良質な堆肥(コンポスト)にしよう
発酵促進剤や米ぬかは、固くて腐敗しにくい籾殻や稲ワラを微生物が分解・発酵して堆肥化することを助けます。良質な堆肥作りには、微生物が配合された発酵促進剤の活用が効果的です。
堆肥作りに発酵促進剤や米ぬかは外せない!
米ぬかや菜種油粕・鶏糞などは、籾殻(もみがら)や稲ワラなどを材料とした植物性堆肥を作る際に必要な窒素を多く含んだ肥料です。そのため、発酵促進剤としてもよく使われます。
玄米を精米する際に出る米ぬか。稲を収穫して脱穀した際に大量に出る籾殻。これらを活かして土壌を改良したり肥料を作ったりすることができます。籾殻と米ぬかの特徴や役割と、堆肥を作る際のポイントについてご紹介します。
米ぬかの特徴
米ぬかはお米の果皮や種皮、胚芽の部分で、精米する際に玄米から削り取られて廃棄されます。リン酸の含有量が多く、窒素やカリウムなど植物の生育に必要な成分を含んでいるのが特徴です。
堆肥の材料に米ぬかを混ぜると、土壌微生物が活性化して発酵を促進する効果が期待できます。米ぬかは窒素とリン酸のバランスがよいだけでなく、元が種皮や胚芽なので糖分やタンパク質、ミネラルも豊富です。微生物が活動しやすい環境を整えるために役立ちます。
また、削りカスの粉状であることから、堆肥作りの過程で混ぜ合わせた際に全体にいきわたりやすいというメリットもあります。
籾殻の特徴
籾殻は、お米を外部から守る皮にあたる部分で、稲刈り後の脱穀・籾摺りの過程で取り除かれるのが一般的です。水分が浸透しにくいうえに、空気を含みやすい形状をしていますので、籾殻には固く腐敗しにくいという特徴があります。
籾殻そのものには、植物が生育するための栄養素となる成分はほとんどありません。堆肥に発酵促進剤や米ぬか、鶏糞などを混ぜ合わせて微生物に分解・発酵をしてもらうことで、微生物が豊富な堆肥となります。
堆肥作りのポイント
- ・空気と水分
- 堆肥を作る際には、堆肥の材料に満遍なく空気が行き渡ることと、適度な水分量を維持する必要があります。堆肥を定期的に撹拌し、空気を混ぜ込んで微生物が活発に活動できる環境を整え、乾燥したら少量の水を加えていきます。水分量が多すぎる場合にはよく混ぜたり、乾いた土を加えたりして調整することが大切です。
- ・温度管理
- 微生物の種類と発酵の段階によって、堆肥の温度は大きく変化します。この温度変化自体も微生物の働きを助け、よい堆肥となるためのポイントです。適切な温度を維持しないと微生物が死滅してしまったり、栄養素が蒸発してしまったりするので注意しなければなりません。
- ・発酵の状態と微生物の多様性
- 堆肥の発酵に関わる微生物、そして堆肥の材料や作り方によっては上手く発酵できていないことがあります。堆肥を完熟させるまでの期間や時期、水分量によって、発酵ムラがあるためです。堆肥はしっかり完熟させてから田畑に投入することが大切です。
- ・発酵促進剤
- 微生物が活動しやすくなる米ぬかや鶏糞などを加えるだけでなく、微生物が配合された発酵促進剤を活用すると効果的です。リサール酵産では、土壌改良や堆肥作り(コンポスト作り)に役立つ微生物資材・発酵促進材を販売しております。
発酵促進材を使って良質な堆肥に!土作りに役立つ微生物資材をお探しなら
米ぬかは、籾殻堆肥を作る際に使う代表的な材料です。籾殻は堆肥の原料に、米ぬかは発酵促進剤の代わりとして使われています。
米ぬかはお米の果皮や種皮、胚芽の部分です。リン酸の含有量が多く、さらに窒素とカリウムなど植物の生育に欠かせない成分を含んでいます。
籾殻は稲刈り後の脱穀・籾摺りの過程で取り除かれる米を包んでいた皮です。水分が浸透しにくいうえに、空気を含みやすい形状をしているので、微生物が活動しやすい環境を作れます。
籾殻が分解・発酵をすることで、微生物が豊富な堆肥に仕上がります。
リサール酵産では、土壌改良や堆肥作り(コンポスト作り)に役立つ複合微生物資材を販売しております。カルスNC-Rで土作りをすることで、団粒構造が形成され作物が育ちやすい環境を作ることができる微生物資材・発酵促進材です。良質な堆肥作りにぜひご活用ください。
コンポストや発酵促進剤を利用した生ゴミ・残渣の処理について
発酵で落ち葉を堆肥にする促進剤のことについて知りたい方はリサール酵産へ
会社名 | リサール酵産株式会社 |
---|---|
代表取締役社長 | 飯川 雅丈 |
設立 | 1986年5月20日 |
資本金 | 払込済資本金 30,000,000円(株式数600株) |
本社住所 | 〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2丁目110−12 リラ第3ビル3階 |
児玉事業所住所 | 〒367-0216 埼玉県本庄市児玉町金屋703−3 |
TEL | 048-668-3301 |
FAX | 048-668-3315 |
メールアドレス | info@resahl.co.jp |
URL | https://www.resahl.co.jp |
事業目的 |
|