カルスNC-Rによる生ゴミ処理
今回、非常に多くの問い合わせがきている内容は、なんとか カルスNC-R で生ゴミを有効活用
してみたいとのお話です。すでに数十年前から行って成果を出しているお客様はいらっしゃった
のですが、YouTubeにより大変な反響をいただき使い方や注意点についてのアドバイスを
しています。一番のポイントは 後にも先にも “水分調整” で、処理したい生ゴミの含水率や土の
水分値により加水したり抑えたりと慣れるまでは技(わざ)が必要となります。一般の畑地なら
さほど問題なく分解できても、プランターや植木鉢等での処理には注意しなければなりません。
水分調整が確実に行えてれば酸化腐敗ではなく発酵(腐熟)へと進み、ウジやハエなどの害虫も
わかず堆肥化することは可能です。また、失敗したか成功しているのかの判別方法は土の臭いで
簡単に分かります。悪臭 <誰しも臭いと感じる不快臭> なら 概ね水分過多による失敗、芳香臭
<カビ臭い程度で不快とは感じられない腐葉土的な臭い>なら成功してると言えるでしょう。
なお、ここでは多くのことを丁寧にはご説明できないので当社宛まで直接連絡してください。
限りある大事な資源を廃棄するのではなく有効微生物の力を駆使する土づくりを提案します!
これは生ゴミを カルスNC-R で処理したものです。スコップのすぐ下あたりには魚の尻尾があって
いろいろな野菜クズも入っていますが、鼻を近づけても嫌な臭いは出ていませんでした。
水分はやや多めに感じられるものの、乾燥状態では カルス菌 が働けませんので水分調整は必ず行い
できるだけ45%以下に抑えてください。特にプランターなどで仕込む場合は注意が必要です。
畑なら 残飯・残渣・雑草・枯草なども一緒に埋め戻し分解することもできます。厳密な水分調整は
しなくてもあとは自然の雨に任せれば大丈夫です。乾いていたら最初だけ水やりしてください!!