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複合微生物資材 FAQ
複合微生物資材 FAQ
「カルスNC-R」や「サルパーS」「アイデンカルス」を散布する時に、
増量材として米ヌカが良いと聞きましたが、他の有機質資材ではダメですか?
資材散布後の初期段階では発酵しやすい素材として " 米ヌカ " が有効です。微生物が固い有機物を分解し始める前に立ち上がりを良くすることが効果的だからです。その他の資材としては、増量目的の散布しやすさや形状を考えると、粉状の鶏糞やなたね油粕などがあげられます。
「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」に苦土石灰(またはその他の石灰類)を混ぜて、散布したいと思いますが大丈夫ですか?
原則として「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」の各資材と、石灰類との同時混用は避けてください。
この製品は複合型の微生物資材です。組合せの微生物の中にはアルカリに弱い種類の微生物も含まれていますので、石灰などの影響を受けることもあります。資材に含まれる微生物を維持することは、ほ場での効果安定にもつながりますので充分に注意をしてください。過去の事例からは、石灰の過度の使用でなければ、土壌中で混ざり合う分での失敗例は報告されていませんので、併用すること自体は特に問題ないと考えます。
石灰窒素をすでに使用してしまいましたが、今回「カルスNC-R」や「アイデンマック」「アイデンカルス」はもう使用できないのでしょうか?
ご存知のとおり石灰窒素には殺菌作用があります。石灰窒素使用直後のほ場では、「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンカルス」「アイデンマック」の微生物群もこの影響を受けてしまい、せっかくの資材も効果を発揮できません。石灰窒素を使用した ほ場では、必ずこの殺菌力がなくなるまでの期間をあけてから使用してください。日本石灰窒素工業会の資料によれば、石灰窒素使用してから、春秋の間は約7日間、真夏は3~5日間、厳冬期の1~2月は約30日間、それ以外の時期は約14日間で、農薬としての成分シアナミドが窒素成分に変わるとのことです。詳しくは、日本石灰窒素工業会へお問い合わせください。
弊社では、石灰窒素を使用した後のほ場等でこれら資材をご利用いただく場合、この期間を経過した後、当資材を散布し、すき込みを行うようお勧めいたします。
また、石灰窒素の保証成分量は、窒素20~21%です。参考にしてください。
日本石灰窒素工業会のHPは
http://www.cacn.jp/
「カルスNC-R」を散布したまま、忙しくてすき込みできませんでした。この場合やはり微生物は死滅してしまうのですか?
残念ながらこの場合は、もう一回散布しなおしてください。
紫外線に長期間さらされることは、微生物にとってマイナス要素だからです。1年の中でも特に紫外線の強い時期の使用は気をつけてください。散布してから速やか(遅くても1~2日以内)にすき込みをしてください。また、作業の順番としては、生の有機物や肥料などを先にまき、最後に「カルスNC-R」や「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」をまいてすき込むほうが効果的です。
冬場の寒い時期や乾燥した時期に「カルスNC-R」を使用したいのですが、温度(気温)や水分について、この微生物資材は大丈夫ですか?
「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」に含まれている微生物を活発に働かせるためには、温度や水分は重要なポイントです。この資材は、土中堆肥化を基本的な使用方法としてお勧めいたしておりますので、地温15~35℃(地下15㎝~18㎝位の深さ)が最適です。この時の土壌の水分は、適度に湿っていれば問題はありません。極端な低温でなければ地温14℃以下でもご利用いただけます。ただし、「は種や定植」までの作業スケジュ-ルを調整し、通常以上に時間をあけていただければ(=微生物が活発に働き始めるための時間かせぎ)、初期障害などの失敗はありません。 また、土が乾く場合は、潅水(雨水も可)などを行い極度の乾燥は避けてください。
ビニ-ルハウスで太陽熱消毒を行なってから土づくりをしようと考えていますが、この時「カルスNC-R」の菌も高温で影響を受けてしまいますか?
全国各地で太陽熱消毒と併用して、効果を確認しているという報告があります。「カルスNC-R」「サルパーS」には、高温でも活動できる菌や高温下で芽胞を形成する菌なども含まれています。太陽熱消毒と「カルスNC-R」「サルパーS」利用の土づくりには、相乗効果を期待できる部分はありますが、全てが高温耐性菌ではありませんのでご承知おきください。太陽熱消毒は、化学的な農薬(土壌消毒剤)よりも安全で、人にも環境にも優しい方法として期待されていますので、有効に活用できるよう工夫されると良いでしょう。
『カルスNC-R』を使用する際に有機物の種類によっては、
① 『硫安』や『米ヌカ』などを使うと書かれていますが、作物のための基肥はその分減らしてもいいのですか?
② また、硫安を使用する意味はどうしてですか?
③ 尿素や家畜糞ではダメですか?
① 「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」および「アイデンカルス」は微生物の力を利用する土壌改良資材です。微生物は生き物ですので、活動する時に硫安や米ヌカなどの窒素成分を利用(消費)します。ここに記載している『硫安』や『米ヌカ』は、微生物の活動用のものであり作物の肥料ではありません。
作物のための基肥は、これとは別に普段どおりに施肥をしてください。(注)
② 硫安は化学的な物質ですが、この中に含まれる硫黄分は当資材の微生物に必要不可欠な成分です。この硫黄は、微生物の体を構成する重要な物質です。炭素率の高い粗大有機物(生モミガラ・稲ワラ・麦ワラなど)を土中分解する時に、窒素を消費しながら炭素の分解を行いますので、前記①のように規定量の硫安や米ヌカなどを同時に使用してください。(注)
③ 弊社資材の「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」をご利用いただく際に重要なのは、炭素率(C/N比)の調整です。目標炭素率は25~30です。尿素や家畜糞でも炭素率調整のための窒素分にはなりますが、前述A1および上記②の理由からも、硫安と米ヌカをお勧めいたします。特に経験の少ない方は、経済性・作業性および再現性からもイチオシです。ご利用に際し、ご不明な点は随時弊社までお問い合わせください。
注:ここでの説明は、一般的なほ場に使用することを前提としたものです。過度の集積塩類や多量の肥料成分が残っている場合は調整が必要になりますのでご注意ください。
今回はどうしても生の有機物が確保できず、仕方なく「カルスNC-R」だけを使いました。それでも「カルスNC-R」の土づくりの効果は出せますか?
残念ながら今回は「カルスNC-R」や「サルパーS」の本来持っている効果は、あまり期待できないと思います。微生物のエサとしての有機物が土の中に豊富に含まれていれば別ですが、ぜひ次回は、カタログの使用方法に従って微生物のエサとなる生や未熟の有機物と一緒に施用してください。当資材は、土の中で生の有機物を分解しながら同時に作物を育てていくことができるという特徴があるのです。
それ以外にも土壌環境が整うことで、連作障害を回避できるという副次的な効果が期待できます。このように、「カルスNC-R」「サルパーS」」は、生や未熟有機物の持つエネルギ-を最大限に活用する画期的で効率的な農業技術なのです。
「カルスNC-R」を使用していたら、半分残ってしまいました。保管方法はどうしたらいいですか? また、開封していない商品はどれくらい保存できますか?
「カルスNC-R」「サルパーS」が残ってしまったら、紐か粘着テ-プなどで開封口をしっかりと縛り、ひっくり返し結び目を底にして冷暗所(通常の常温倉庫でも可)にて保管してください。微生物資材ですから、使いかけの製品はできるだけ早目に使いきってください。目安は6ヶ月以内です。
開封していない製品は、通常の倉庫保存で製造後約2年です。少し残ってしまいそうなときは使い切ってしまうことをお勧めいたします。使用量(散布量)が多くても害はありませんのでご安心ください。初期段階での微生物の数が多いほど効果を確認し易いです。
「カルスNC-R」や「アイデンカルス」に入っている微生物はどういう微生物ですか?
「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」に含まれている微生物は、嫌気的条件下や高温でも活動できる菌、また高温下で芽胞を形成する菌、糸状菌および放線菌などなどです。これらを多孔質の石(ゼオライト)などに吸着させ、複数の成分を配合してでき上がった資材です。微生物の働きについては未だ解明されていないことも多いのです。新たな発見とともに、過去の説が塗り替えられていますので、理論だけでなく実際に起こっている効果や現象を注視することも重要です。弊社は創業以来一貫してこの姿勢を守り、皆様方のお役に立てればと考えております。
変な質問ですが、「カルスNC-R」を1袋だけ購入して米ヌカや何かの有機質で菌を培養して(増やして)使用できれば、経済的で助かるのですが大丈夫ですか?
よくあるご質問ですが結論は無理です。微生物を培養するには、ただ単純に米ヌカを培地にしただけでは、複合型の微生物は培養も資材も作ることはできません。もちろん、米ヌカを好む菌などは条件が整えば増殖はするでしょうが、それでは既に「カルスNC-R」「サルパーS」や「アイデンカルス」とは別の組成になってしまいますので同じ効果は出ないでしょう。
ですから、使用量はカタログをご覧いただき必ず規定量を使用されるようお願いいたします。過去の経験から同じほ場で3~5年以上使い続けていただくと、使用量を若干減らしても効果は落ちないとの報告を受けています。また、連用によるモミガラなどの有機物の分解能力向上の報告もありますが、まずは、安全策でカタログどおりの使用方法で効果を確認してください。
いろいろな微生物資材が出回っているようですが、この「カルスNC-R」との違いは何ですか? また、この資材の特色は何ですか?
「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」に含まれている微生物は、嫌気的条件や高温でも活動できる菌、高温下で芽胞を形成する菌、糸状菌および放線菌などなどです。好気性菌を中心として、空気を必要とする微生物に頼って開発された資材とは、開発段階からの考え方が違います。複合微生物の嫌気的利用を可能にした資材であるというのが最大の特徴です。空気のないところでも有機物を分解できるように開発し、ほ場外で堆肥を作らず土中堆肥化ができ、 "作物を栽培しながら同時に土づくり" を実現いたしました。従来の「農業の常識」や「農業技術」では考えられない成果を出して参りました。微生物の働きについては未だ解明されていないことも多いのです。新たな発見とともに、過去の説が塗り替えられていますので、今後も、いろいろな微生物資材が販売されてくると思いますが、新製品については、まず試験使いという考えからご自分で納得がいく条件で検討してからお使いになることをお勧めしたいと思います。
稲に使おうと水田専用タイプの「アイデンカルス」を散布しようと思ったのですが、粉状なので風の日などは困ります。風が強い時などは、何かいい方法がありますか?
ご不便をおかけしまして申し訳ありません。ご指摘のご要望を多数いただきましたので、粒状の製品「アイデンマック」をご用意させていただきました。こちらをご使用いただきますと、風の日の飛散などには対応しやすくなっております。広い水田での機械散布も可能です。「アイデンマック」は、粒状に造粒しているため微生物の活動までに少し時間がかかり、効果的にご利用いただくには、田植え直前ではなく収穫後の秋起こしの前に散布し、稲ワラやモミガラと一緒にすき込んでください。田植え直前の「アイデンマック」の使用はお奨めいたしておりません。
弊社では、田植えの直前や春起こしの時にご利用いただく場合は、「アイデンカルス」(粉状)をお奨めいたしております。粉状ですから、菌が速やかに水田へ広がり、実際の散布にあたっては、「アイデンカルス」を他の有機質資材で増量するなどしていただきますと、粉舞いも少なくなり使いやすくなります。
なお、ご利用にあたりましては硫安などをご利用いただき炭素率の調整をお忘れないようお願いいたします。
「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」 「アイデンカルス」は、土づくりにかかる経費がとても高くなってしまいますが、もっと安くなりませんか?どんなにいい効果が出ても高価な資材では使い続けることができないと思うのですがどうでしょうか?
確かに、ほ場状況ごとの経済的負担はあります。しかし、「カルスNC-R」「サルパーS」「アイデンマック」「アイデンカルス」を使用すると、作業時間の短縮と労働力の軽減という大きなメリットがあります。特筆するのは、堆肥づくりの手間もいらず、土づくりと作物づくりを同時に行なってしまい、しかもその作物の生産性の向上という効果が期待できます。
また、土壌消毒については、「カルスNC-R」や「サルパーS」の連用により取りやめた生産者も全国に数多くいます。結果的に土壌消毒剤や副資材の費用削減、作業に携わる人への健康被害の回避、地下水汚染や近隣住民および環境への配慮など、直接的な金銭の出費以外にも大きなメリットがあると確信しています。
土づくりへの投資は、継続が重要であるからこそ、これらを総合的に評価し使い続けることをお勧めいたします。
「カルスNC-R」を数年間、同じほ場で使い続けたのですが、あまり効果がはっきりと見えません。
どうしてですか?正しい使用方法でやってはいると思いますが…
まず確認していただきたいのは、「カルスNC-R」と一緒にすき込んだ有機物の種類です。生の有機物だったでしょうか?そして、その生の有機物の分解期間=作物生育期間であったか必ず確認してみてください。詳細については、パンフレットにも記載してあります。また、土壌条件や作物の種類などによっては、1~2年ですぐ効果がみられる時と、4~5年経過してからようやく効果が見えてくる場合などもありますので、正しい使用方法による継続施用をお願いいたします。
畑作用資材「カルスNC-R」「サルパーS」と水田専用「アイデンマック」「アイデンカルス」ではどういう違いがあるのですか?
露地畑や施設栽培に水田専用タイプの「アイデンマック」「アイデンカルス」を使用してもいいですか?
水田と畑では土壌条件が異なります。稲が連作障害で困ったという話は聞きませんが、畑やハウスでは土壌病害や根コブ病とかで失敗した話をよく耳にします。畑作用の「カルスNC-R」と「サルパーS」は、土中の悪玉微生物やセンチュウ類などを考慮しており、微生物やその密度、副資材の組合せなどを変えています。これに対し水田専用の「アイデンマック」「アイデンカルス」は、稲ワラ・麦ワラ・緑肥・雑草などの土中分解を目的とした資材で、使われる場所も水田という限られた条件下であり、対象作物も『米麦』に限定しています。二つ目のご質問ですが、「アイデンカルス」を水田以外に使用するのはお勧めできません。使い道に合った資材をご使用いただきますようお願いいたします。
「カルスNC-R」を土づくりに利用していますが、生ゴミ処理などの使い方がありましたら教えてください。
土中堆肥(土づくり)というこの資材本来の使用目的から、ご質問のような生ゴミの土中分解処理に応用利用している方も増えてきているようです。 生ゴミを埋め戻す時に、「カルスNC-R」を少量ふりかけて覆土していただければ、悪臭も発生させず土に戻すことが可能です。生ゴミの持っている養分を有効にリサイクルができます。
収穫が終わって、その残さ処理に「カルスNC-R」を使いたいと思っていますが、どのようにしたらいいですか? 病気がついてしまった残さ物でも一緒に処理しても本当に大丈夫ですか?次の作に病気が拡がりませんか?
今までは、作物残さをほ場から持ち出して処分されていると思いますが、「カルスNC-R」を使用する場合には、残さ物をそのまま残し生の有機物(生モミガラや未熟堆肥など)と、全て一緒にすき込むことが可能です。もちろん、病気つきの残さ(根コブ病など)も生の有機物と一緒に土中分解させ、ほ場の残さ処理に要する労力を大幅に省くことができ、次作での病気の拡がりという心配とは反対に、連作障害や土壌病害の発生を大幅に抑制することができたという現場の声を耳にしています。
土壌環境を整えることで、様々な障害を減らす効果が期待できます。
ただし、弊社の資材は"微生物農薬"ではなく、あくまでも微生物を用いた土壌改良資材です。病気つきの残さを入れる場合は、必ずモミガラなどの固い有機物と一緒に使用していただき、併せて炭素率の調整もしっかりと行ってください。(A7を参照)