トピックス&コラム

『 逆もまた然り 』

「 逆もまた真なり 」と同義語であるように、条件や要素などを逆転させたとしても同じことが成立する

さまを表す言葉で、逆(反対)もまた同じであるという意味を持つ。       < 広辞苑より引用 >

農業常識では、田畑に生の家畜ふん堆肥や未醗酵(未完熟)の有機物等を入れては 絶対にダメだと否定

されていた土づくりですが、当社の創業者は今から およそ50年以上前に有益な嫌気性菌や好気性菌を

駆使すれば常識が常識じゃなくなって、さらに その効果は農作物へ良い結果をもたらせてくれると信じ

起業に踏み切ったそうです。当時 嫌気性菌は『 百害あって一利なし 』と言われていたのは事実です!

しかし、この時代は如何せん実績もなければ経験や資金もなく、農業社会の風当たりは大変強く“邪道”

な方法と非難を浴びながらスタートし、日本各地の生産現場に出向いては試行錯誤を何度も繰り返して

手応えを感じていったとの話。そして、土壌条件(土質)・季節・作目・使用する未熟な有機物の内容

に左右されることなく、資材の施用効果や優良事例を積み上げられることができ今日に至っています。

現在 当社が皆様に自信をもってご指導できているのは、先代が築き上げてきた様々な実証例を活かし、

また、これまでの農業常識にとらわれず ご理解いただけた農家さんたちの支援によるものです。

人の目には見えない微生物ですが、今後も種々の成果を出しながら邁進していこうと考えています。

※現 リサール酵産株式会社の創業は1976年5月と記されていますが、実はリサール酵産の前身が

 あって、当事業は1970年頃から着手していったような記憶があります・・・・・

 日々の苦労は絶えることはなく、出張三昧の父をみては子供ながらにとても心配していました。