生モミガラとカルス菌
当社では会社設立(1986年)頃から、稲ワラ等の土中分解<土ごと発酵>と前作の作物残渣
処理に加え、生モミガラも有効活用するよう助言・指導しましたが、残念ながら当時はなかなか
理解されず、「土が冷える!」「何年たっても腐らないから始末が悪い!」 とか 「生モミガラ
なんかは畑に使えん!!」などと言われ、聞く耳を持ってくれない農家さんたちが多く普及推進
にとても苦労したのを覚えています。たとえ カルス NC-R ( 空気のまったくない嫌気的条件下
でも活発に働ける微生物資材 )を使用しても不可能だと頑なに拒絶され敬遠されました。
あれから36年・・・・・今ではなんのためらいもなく生モミガラを カルス菌 と一緒に田畑へ
使用する方も増え、今日では規定量より大量投入されているお客様まで増えてきています。
そして、なにより嬉しいのはその土作りによって効果〔土壌病害が減った・秀品率が上がった・
食味が良くなり増収したなど多数の成果〕を確認できたと皆様から報告をいただけることです。
当社では経費をかけず “ ラクラク簡単土作り ” を提案していますので、なにかお困りでしたら
お気軽に下記まで連絡してください!!(些細な問題でも遠慮なくお問い合わせくださいね。)
◎フリーダイヤル : 0120-120-612 営業部
生モミガラを「カルス菌」で土中発酵させ顕微鏡で拡大してみたらこのような経時変化をしていました。
ちなみに、この比較写真は仕掛けてから 約10カ月後に採取し確認した状態です。触ると直ぐに崩れる
ほどもろくなっていて、あれだけ硬い珪酸質(組織)を微生物が着実に分解している様子です。
やはり、常在している土着菌だけでの生モミガラ分解は無理があるのではないかと思っています。
限りある天然資源や自然原材料を害なく有効活用し生産性を向上させるのは 『カルス農法』 です!