トピックス&コラム

カルスNC-Rのワンポイントアドバイス <Ⅱ>

➃これからどんどん寒くなりますが カルス菌 は死滅しませんか?

・・・冬に向けて気温だけではなく地温も下がり微生物にとって確かに活動しにくくなりますが、

死滅したり分解が完全にストップしてしまうことはありません。一度発酵し始めれば 若干ながら

発酵熱も出て、働きは鈍っても来春に向けて硬い有機物でさえ確実に土中分解は続いていきます。

北海道や東北地方の極寒地で使用されているお客様も心配する必要はありませんよ!!

⑤規定量より カルスNC-R を多く使用したら何か弊害は出ますか?

・・・弊害が出るどころか非常に良い結果が期待できると思います。それだけ菌密度を高めれば

未分解有機物(粗大有機物・残さ物・残根など)を優位に発酵分解できますし雑菌の増殖抑制に

つながると考えられます。敢えて言うなら、、、やや出費が多くなることぐらいでしょうか?!

また、分解させたいと思っている有機物の投入量や種類を増やすこともできます。

⑥ “米ヌカ” を使用した方が良いと紹介されていますが どうしても必要ですか?

・・・米ヌカを使用しなくても カルスNC-R の効果を同じように発揮させることは可能です。

米ヌカは乳酸菌などが活性化すると考えられていますが、当製品は 複合微生物資材として製造

販売していますので単体でも安心してご利用ください。米ヌカの主たる目的は、カルス菌 散布

時の増量材という意味合いが強いと思います。広い田畑に少量の資材を均一散布しづらいこと

から始まっているので大丈夫です。代替物としては少量の菜種油カスや土砂などでもOK!