回 顧
そろそろこの話を出しても、今では一つの “思い出話” として語れるのではないかと思いご紹介します。
私がリサール酵産に入社したのは今からおよそ34年(昭和時代)も前のこと、当時は現在の状況とは
大きく違い 「微生物資材 <嫌気性微生物農法>」 は農家さんには認知されず、むしろ 否定的な考えが
当たり前でした。事業を何とか定着させたいと啓蒙普及のため、現場まわりの営業を行っても後ろ向き
の意見ばかりで、建設的な話には一切ならずとても苦労したのを今でもはっきり覚えています。
なかには 、、、カルスNC-R の比較試験はしてあげるけど、もし 失敗したらその面積分の損害賠償を
してもらうから~ 、資材費はサービスで そのほかの諸費用として〇〇万円支払ってくれたらやるよ!
とか、先ずは無償提供するのが絶対条件で カルス菌 の効果が仮に出たなら購入してあげるよ!などと
今ではまったくあり得ない悲惨な時代でした。これでは売上げもなく費用がどんどん増えてくだけで、
零細企業では商売が成り立ちません。なので、創業者の父は相当苦労したのではないでしょうか?!
そして、時は令和4年 (2022年)、現在では カルスNC-R サンプル品の無償提供を強く求める
お客様はほとんどいなくなり、気持ち良くご購入いただき成果も出してもらっています。
また、今年は原油高騰などの影響を受け 様々な製品が値上げせざるを得ない事態となっていますが、
当社製品については何とか企業努力で、しばらくはこれまでの価格で頑張りたいと思います。
カルスNC-R をはじめ各種・微生物資材を末永くご愛用いただきますよう宜しくお願いいたします。
これらの製品チラシは創業当初? に扱っていたようですが、詳しくは私も知らず現在では存在して
いない製品です。以前、聞いた話によると何年もの間 試行錯誤しながら起業し、今の カルスNC-R
が誕生したとのこと!!