トピックス&コラム

大雪、辛い記憶・・・ 大惨事の防止のための大汗。

当社のキンちゃんがブログに書き込んだ
農作業日誌をご覧いただいた方はご存知でしょう!
春に向けて野菜の種を蒔き、
ビニールをトンネル状に掛けていた場所が大変な事になってしまいました。
そうです!昨日の大雪で、トンネルが潰れかかっています。(ヤバイッ)
↓↓↓

楽天的に見れば、綺麗な銀世界ですがね(汗)
さいたま市周辺は昨日の積雪の量も多く、今日のお昼過ぎ快晴の空の下でも
当社営業車には10cm以上の雪が積もったままでした。
嫌な予感はあったのですがご覧の写真のあり様です。
ビニールトンネルを掛けた直後のキンちゃんのブログ、
実は私・・・(10)」←(ここクリックしてください。)
の写真と比較してみてください。
比較すると、ビニールトンネルの高さが 1/3 以下になってしまいました。
雪の重さで潰れかかっています。
久しぶりの大雪でもあり、また、雪かき用の道具などあるはずもなく・・・
最初は、竹製の「ホウキ」で試みたのですが、
2メートルも作業が進まないうちに使い物にならない事が解り、
結局、全て「 」で除雪しました。
冷たかったです。(悲)
手じゃないですよ、
「足」がです。
除雪後の写真がこちら↓↓↓

トンネルが潰れて、ビニールがたるんだ状態になってしまいました。
これを、このままにしておくと、
雪解け後、たるんだビニールが強風に煽られ、
ビニールトンネルの両端に乗せた土がその風の力で飛ばされ、
次に起こるのは、ビニールトンネルの“凧揚げ”状態という
大惨事です。

本当に、大惨事になります。
こうなると、お手上げ状態です。
皆さん、想像してみてください!
約3メートル幅で、長さ数10メートルの「ビニール凧」が、
政令指定都市(さいたま市)の住宅街上空を強風に煽られて彷徨っている姿・・・

恐ろしくてたまりません!!
巨大なビニール凧(ビニール片)が電線に絡んで大騒ぎなんて事、
農村部では、稀に目撃します。
巨大なビニールが“ 赤城おろし ”の強風に煽られたら、人間の力など何の役にも立ちません。
暴れているビニールを押さえ込もうとしても、人間なんて簡単に飛ばされてしまいます。
本当です!(経験者ですから)
・・・ という事で、ビニールトンネルの復旧作業も行ないました。
応急処置ですが、こんな感じの仕上がり状態です。
↓↓↓

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むかしむかし、昭和50年代前半までは、
雪が降ると夜なべでビニールトンネルの雪かきをしたものです。
当時小学生だった私には、非常に辛い記憶として残っています。
1ヘクタールほどの面積を、私も含めた家族4人で行い、一周り雪かきが終わる頃、
最初に雪かきした場所が、潰れそうになり最初からまた周りだして・・・
今日の快晴の下、ビニールトンネルの雪かきをしながら
当時の辛い記憶と、巨大なビニール凧の恐怖が甦り、
昼食抜きで仕上げてきました。
自然の力の前に、無力な人間の浅知恵でしょうが、
近いうち、整備し直さねばと思いながら畑を後にしました。