トピックス&コラム

せっかくの家庭菜園ですから。

春真っ盛りですね。
今年の夏野菜の収穫を楽しみに、
ゴールデンウィーク中に家庭菜園を手掛けるかたも多いと思います。
当然(笑)、私もその中の一人です。
トマトやキュウリの収穫だけが楽しみではなく、
成長過程の変化や、その過程の誘引作業など
管理自体に楽しみを感じる方も多いと思います。
家庭菜園で栽培する作物の場合、
大きく分けて二つの栽培方法があります。
事前に苗を育てたり、または購入し、定植後からの作物栽培を楽しむのと、
土に、直接「たね」を播く直播栽培の二つです。
今回は、上記栽培方法のうち後者の直播栽培上の注意点について触れます。
(う~ん、難しそうだな・・・)
家庭菜園を楽しむ方は、土づくりにも拘りをもって行なうでしょうから、
自分で作った落ち葉堆肥や、市販の腐葉土や有機質肥料などを使いますよね。
ここで注意です。
直播栽培の場合、
土づくり用に有機質肥料や堆肥など混和すき込みしてから、
20日後以降に播種することが重要です。
これは、タネバエの食害を防ぐためです。
簡単でしょ!
タネバエの食害による発芽率の低下で、
楽しみにしている家庭菜園が残念な結果になりかねません。
その根拠については以下の試験成績をご覧ください。

直はえだまめのタネバエ被害を増加させない有機物すき込み時期~新潟県農業総合研究所~
土づくりに有機物の利用は重要だと考えます。
豊かな土づくりは、化成肥料だけでは成し得ないとも考えます。
ですから、必要な有機物を有効に利用する手法を身につけていただくことが近道でしょう。
上記の試験データを基にこの試験場では、
有機物のすき込みしてから20日後以降に播種を
としています。
詳しくはこちら↓↓
http://www.ari.pref.niigata.jp/nourinsui/seika09/katuyou/10/090210.html
残念ながら、弊社の土壌改良資材「カルスNC-R」を使用しても
このタネバエの被害を防ぐ事は出来ません。
タネバエの被害は、弊社の資材を使う使わないに関わらず発生します。
だからといって、有機物を全く利用しないということは、
土づくりの観点からも有効とは考えられません。
有機物を上手に使った土づくり、
そこに「カルスNC-R
では。