今シーズン初の来訪者 ~ こだま便り ~
弊社の児玉工場は自然の豊かな環境に立地しています。
工場のすぐ前には近隣の農家さんが耕作する田んぼがあります。
比較的田植えの遅いこのあたりでも今週は田んぼに水がひかれて代掻きから田植えの作業が行なわれていました。
小さな苗が植えられた田んぼを見るとがんばれ!と声をかけ応援したくなります。
陽が落ちると満面に水を湛えた田んぼの方からはカエルの大合唱が聞こえてきます。
たくさんの声が不規則に混ざってリズムが錯綜し、インドネシアのバリ島の民俗音楽ケチャの様な複雑なリズム感に包まれます。
日中、製造機械の止まっている休憩時間や昼休みなどには、すぐ近くからウグイスの声も聞こえてきます。
春先には拙かったウグイスの歌声も最近はずいぶんと上手になってきて、製造作業の合間に聞こえる清涼な歌声にはひととき癒されます。
他にも多くの小鳥たちの声が聞こえるのですが、残念ながら不勉強なため鳴声を聴いて鳥の名前を思い浮かべることができません。
そんな中、今週は今シーズン初の来訪者がありました。
それは、 ↓これ。
例年、防犯のために夜間も点灯している外灯に引き寄せられて、近くの雑木林からでも飛んでくるのでしょうか、カブトムシやクワガタムシが数多く見られますが、今シーズンはこの日が初めての登場となりました。
まだ梅雨の始まりというところですが、暑い夏を予感させる出会いでした。
そして今日6月14日には、こんな↓ノコギリクワガタもやってきました。
カエルやウグイスやクワガタムシ・・・ここでは日々、数多くの小さな生き物たちに囲まれて、自分も自然の中の一員であることを実感しながら、土という偉大な自然の中で働く小さな小さな生き物たちを利用した土壌改良資材を作っています。