トピックス&コラム

稲ワラのすき込みには

しばらくブログの更新をしておらず申し訳ございません。
このところ朝晩の気温が低い日も多くなり、だんだんと季節が秋から冬へと変わっていくのを感じます。
周辺の田んぼでは稲刈りが終わり、田んぼにたくさんの稲ワラが散らばっている光景を見かけます。
         
稲ワラの炭素率は65~70位ですが、アイデンカルス・アイデンマックと一緒にすき込むことで土づくりに
活かすことができます。炭素率とは、有機物に含まれる炭素量と窒素量の比率のことで、炭素率の高
い有機物を施用すると窒素が微生物に取り込まれて、作物の利用できる窒素が少なくなって窒素飢餓
になることがあります。そのため窒素を添加し炭素率を下げて微生物に分解させやすくしてあげる必要
があります。
10a当たりアイデンカルスかアイデンマック1袋と硫安6~7㎏を一緒に散布し、微生物のための窒素分
を添加してあげれば大丈夫です。稲ワラを土づくりに有効利用したいとお考えの方は是非お試しください。