土中分解の様子
カルスNC-Rは生の有機物を土中で分解しながら同時に作物づくりを行うことができますが
普段、土中にすき込んだ有機物がどのように分解されているのかを見ることはできません。
そこで透明なガラス容器を使い土中での有機物分解の様子と作物の成長について観察してみることにしました。
まず、培土の入ったガラス容器に野菜クズを入れ、そこにカルスNC-Rと米ヌカの混合物を添加・撹拌し
施用後7日目にレタス苗を定植しました。白く菌糸のようなものが見られるようになり、微生物が活動し始めた
様子がわかります。
施用後14日目の様子です。野菜クズの分解は進み、地上部では定植したレタスが成長しています。
地下部では分解中の野菜クズに目がけてレタスの根が活発に伸びていっています。
施用後25日目には野菜クズは完全に分解してしまい、野菜クズの詰まっていた部分は空洞になって
しまいました。
このように野菜クズであれば1ヵ月も経たずに簡単に土中で分解することができます。もちろんモミガラや
作物残さでも分解期間の違いはありますが、土中分解することが可能ですので是非一度お試しください。