土壌微生物 ③
それぞれの微生物の主だった働きとしては、まず初めに植物残さ等の有機物は
糖類をエサとする微生物が増えてこれを分解し、その次にセルロース、
そして、最後にはリグニンという具合で各々分担しながら
順次分解は進んでいくものと考えられています。
なお、本来土壌中には無数の微生物群が生息していますが、
これらは大まかに藻類と菌類とに分類され、菌類には糸状菌 ( カビ ) ・
細菌 ( バクテリア ) ・ 放線菌 ・ 酵母 ・ キノコ類など含まれます。
一般的に土壌微生物としてよく取り上げられ、かつ、
知られているものは最初にあげた3つです。