トピックス&コラム

生ゴミの資源化(野菜クズの有効活用)

先週の神奈川県 出張では、いつもお会いしている人とは全く異なる業種の方々と打ち合わせをしに行ってきました。

本来、当社の微生物資材は農地における土壌改良という目的で製造し販売されていますが、今回はゴミとして通常は

焼却されている生ゴミを、微生物で発酵処理して再び農地へ完全なる有機質資源物として還元できるものにしようと

いう話です。さらにその有機質資源物は、作物の品質・食味など生産性向上につながるものとして良質堆肥にさせる

ことを目的としています。実際に現場で試験に着手されるのは 3 月頃を予定していますが、ゴミがゴミとして捨て

られるのではなく、お宝物として再利用し美味しい野菜や果樹に生まれ変わってこられることを期待しています。

ちなみに下の写真は、十数年前に東京都区内のビル・屋上で家庭から出る生ゴミや前作の残渣物を カルスNC-R

処理して、大きめ鉢の中で発酵させているという実例です。もちろん、さほど間も空けないで次の野菜づくりに有効

活用しているとの話でした。大都会のなかで、生ゴミを出さずに生活できることを信じられずに取材したのを今でも

はっきりと覚えています。 ( 分解がかなり進んでいくと土の中からミミズの発生も見られたそうです!! 2番目 )

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