有機物の分解テスト
当社では前作の作物残渣は圃場から持ち出さず、そのまま全部を土中にすき込み微生物で分解させる方法を実践して
きました。本来であれば生ゴミとして捨ててしまう ” 野菜クズ “ などを市販のプランターや大型の透明容器に入れ、
カルスNC-R を発酵菌 〔 発酵促進資材 〕 として利用するための簡易的なテストを神奈川県内で行っています。
そして、大量の野菜クズ処理を見据えて、小規模ではありますが実際の圃場へも土中分解のテストを始めました。
一番早く仕掛けたプランターテストの途中経過は、腐敗時にみられる悪臭の発生はなく野菜クズはきれいに分解し
かかり、一緒に入れていた魚の骨と尾びれも形は残っていましたが触るとボロボロと崩れるほどになっていました。
有機系廃棄物 ( 特に生ゴミ類 ) は、水分が多いため焼却処分をするには大変だと聞いています。
厄介なゴミとは思わずに、貴重な有機質資源物として農地や山林に還元できるよう微生物の力を利用したいものです。
このテストの経過内容については、この先も皆様には随時お知らせしてしていきますのでご覧ください!!