トピックス&コラム

荏胡麻畑の状況 ・・・その後

埼玉県 秩父市と皆野町の 2カ所で、土づくりに カルス NC-R を利用している荏胡麻 栽培の圃場視察に

営業 スタッフ を連れて行ってきました。これまでの内容等については過去のブログを参照してください!

圃場視察・荏胡麻(秩父)?.jpg

訪問した時は、梅雨明けしてから雨がまったく降らない日 〔 やや旱魃の状態 〕 が続いていて、生育に遅れ

が出始めているとの話でしたが、苗の移植がかなり遅くなったにしては小ぶり ながらも暑さと乾燥に耐えて

いました。 カルス NC-R と一緒にすき込んだ エサ となる大量の ” 生のバーク ( 樹皮 ) “ は、わずかに

地表面では見られたものの分解 〔醗酵〕 していることが確認でき、後は大雨が降り荏胡麻の生育を期待し

たいと思います。 ・・・ その後の台風10号により、圃場の乾燥具合が解消されていれば良いのですが ・・・

ただ、初回訪問した時は異常なほど土が硬くしまっていたのですが、有機物が大量投入されているだけに

軟らかくなっていて、団粒構造は出来上がっている様子であとは水分補給されればいけると感じました。

秋の収穫期 前までに、移植を早く行った圃場の生育状態に追いついてくれることを願って改めて訪問する

よう計画しています。 ( 露地栽培は自然を相手にするので非常に大変であると常々 痛感しています! )

圃場視察・荏胡麻(秩父)?.jpg

同様に生のバーク を大量投入し一足早く植えた皆野町の カルス 圃場 は、隣の対照区に比べ草丈も伸び

順調に生育していました。場所が違って土壌条件等も異なるので、秩父地区とは一概に比較できませんが

移植する タイミング は、その後の気象状況により大きく左右されるものと再認識させられました。

こちらの圃場についても、この先どうなっていくのか行方を温かく見守り続けていきたいと思います。

皆野・荏胡麻(内田).jpg

※ この荏胡麻の生育状況を見ている近隣の方々から、生の有機物をたくさん入れたりしているが、どんな

   土づくりしているんだとよく声をかけられるそうなので、 『 カルス農法 』 の看板を立てる計画があるとか

  ないとか ・・・・ もちろん、醗酵障害などの悪影響は出ていませんが、所々に バーク片はみられました。

荏胡麻(内田圃場)土状況.jpg