剪定枝チップの有効活用はあちこちで話題に!!
先週、神奈川県の農業法人さんをお訪ねしてきました。
そちらではここ数年トウモロコシの土づくりなどでカルスNC-Rをご利用いただき、糖度が高くなるなど効果についても大変気に入っていただいています。
これからは周辺の農家さんとも連携を取りながら地域ぐるみで生産を拡大したいというご意向も伺いました。その際には微生物資材の利用で土づくりを行い、グループのこだわりの特色として消費者に対するPRも考えていきたいという話も出ました。
課題となるのはカルスNC-R菌の餌としての有機物をどうやって調達するかという問題でした。
都心のベッドタウンとして開発が進み、近辺に水田もそれほど無くワラやモミガラは入手しにくい、さらに畜糞の散布には臭気の面での制約も大きいという地域です。土壌改良には絶対に必要な有機物を、ある程度の量キチンと確保することができないと話が始まりません。
そこで話題に上ったのが剪定枝チップでした。
近くに造園業者さんが点在していて、集めてきた剪定枝をチップ化するためのシュレッダー設備も用意されているということで,土づくり利用の可能性について実施検討を進めていくことになりました。
ところで別の県ですが、やはり剪定枝チップを使用して市民農園の土づくりを行いたいが、カルスNC-Rをどのように利用すればよいだろうか?というお問い合わせを実は最近いただいていたのです。そのときも早速弊社のスタッフがお邪魔して、行政の方も含めた現地のご担当の方に説明をしてまいりました。
2週間と空けないで剪定枝チップの話題が立て続けに出てきたものですから、やはり処分に困っているような未利用資源の有効利用には、嫌気性微生物で使いやすいカルスNC-Rをお役立ていただけるケースが、これからもますます増えていくのだろう・・・ と感じました。