よもやま話 あれこれ ③
カルスNC-R の勉強会で実際にあった 出来事シリーズ
ⅴ.参加している農家さんから時に途轍もないお話をいただくことがあるので少しご紹介します。
・カルス菌の分解能力には驚かされていますが、手袋を着用せずに素手でカルスNC-Rを
撒布すると、菌によって表皮などが分解してしまうのではないかと真剣に心配していた。
・カルス菌には乳酸菌が含まれていると知って、菌を抽出し 飼っている猫の飲み水に入れ
ようとしていたが、魚毒性はなくても使用目的外であることを伝えて注意喚起をした。
・空いている農地に伐採した樹木をチップ化して、カルス菌と硫安を大量投入するだけで
切り返しをまったく行わなくても木質堆肥(完熟)ができ上がるものと思っていた。
・有機物を腐敗ではなく発酵させる力のあるカルス菌と聞いたので、試しに糠床のように
米ヌカ・塩・水などを加え、野菜まで入れ “カルス糠漬け” を本当にやろうとしていた。
・ニコチンやタールの含まれている煙草の吸殻(フィルター 含む)に、 カルスNC-Rを
使用しどれぐらいの期間で分解できるか実験してみたいという農家さんがいた。
・倉庫に出没する鼠数匹を駆除し、その死骸を「カルス菌漬け」にして分解の具合や臭気
の有無を観察してみたいとやった人がいた。〔実際に拝見もさせていただきました。〕
以上、今回の『よもやま話 あれこれは①~③』の話はいかがだったでしょうか?!・・・
最近はコロナ禍の影響により情報収集もできず残念ですが、過去の蓄積してあるエピソード
から披露しました。また、機会がありましたら掲載したいと思いますので 乞うご期待!!